一、雨が降ろうが　槍が降ろうが　粋に感ぜや　御喜楽貫々

　　汗もあついも汗もあついも　全部全部ひとりじめ
　　すこぶる好きのとらっくよさこい
　　よいやさ　よいやさ　よいやさのさのさ

　　頭の上には空しかないがふいっと気付けば
　　はりまや辺りの柳の下で　同じ血潮が分かちふれ合う
　　だからやっぱりちょっとだけあげよう

　　土佐は良い国　南をうけて　薩摩おろしが　そよそよと　

　　意地を通さば　貫き通さば　無理を通さば　道理が引っ込む
　　朱夏にメロメロ骨抜きクラゲ　しらを切るからのっぴきならぬ

　　よいさ　ほいさ×8
　　よいさほいさ×16

二、さだち雷　花も嵐も　舞えば極楽　御喜楽貫々

　　愉快笑うも　愉快笑うも　全部全部ひとりじめ
　　無類の筋金とらっくよさこい
　　よいやさ　よいやさ　よいやさのさのさ

　　鼻緒の先にはゆくしかないが羽を休めれば
　　鯨の船の浦戸の沖で似いた潮がわかちふれ合う
　　つまるところはちょっとだけあげよう

　　ゆうたちいかんちや　おらんくの池にゃ　潮吹くさかなが泳ぎよる

　　意地を通さば　貫き通さば　無理を通さば　道理が引っ込む
　　朱夏にくらくら骨抜きクラゲ緑もけぶる晩にちっくと

　　よいさ　ほいさ×8
　　よいさほいさ×16